東古川町の洋食屋ゴーシュさんが12/29をもって閉店されるということで、駆け込みで予約を入れ、食べに行ってきました。店内は、同じようなお客さまがわたしたちを含めて5組。
スズキのカルパッチョ。スズキは塩麹に漬けて旨みを引き出してあります。黒かぶ、赤かぶ、黄にんじんなど、彩りも豊か。
取り分けてみました。ドレッシングにも塩麹が使われているかも。普通に岩塩を使うよりアタリが柔らかかったです。
カリカリに焼いたトルティージャと、じゃがいも・パンチェッタ・チェダーチーズ(たぶん)の重ね焼きには、奥のサルサ・ソースをトッピングして。
コイカに佐賀レンコン、プチヴェール、ヘーゼルナッツのパスタ。イカの火の通し加減が絶妙で、くにゅくにゅに柔らかでした。
焼きたての自家製パン。普通のロール挽きの強力粉に、石臼挽きの強力粉も混ぜて旨味を増し、自然発酵種でじっくり発酵させてじっくり焼いているので、本当に噛み応え・食べ応えのあるパンです。ゴーシュのパンよりおいしいパンは知らない。
スズキの蒸し焼きにレンズ豆とポロ葱のソース、芽キャベツとロマネスコを添えて。自家製パンと一緒に食べると至福。
最後のデザートは、高来産の地粉に外海産の有機レモンピールを使ったパウンドケーキと、チョコレート・プディング。
長崎で本当においしいごはんが食べられるお店がひとつなくなってしまうのは残念ですが、来年にはゴーシュのご主人によるパンやパウンドケーキなどの料理教室が始まる予定で、自分で「ゴーシュのパン」を焼けるようになる(かもしれない(^_^;))ので、それを楽しみに待とうと思います。